◇ 科学するＤＡＢシリーズ つづき ◇ 107

ピナクル穴からピナクルが抜け難いパンツにすることができた

ＤＡＢパンツはピナクル窓からピナクルが抜けないにはどうすればよいかが
当初からの課題であった。ＤＡＢパンツを愛用してもらっているＡさんからは
腰まわりをタイトにすれば良いとの意見があった。

それも一理あるなと思いながら、タイトにする部分の改良はしないで、
袋部分の形状やサイズを改良、カンガルーポケットを従来よりも立体にし
たり、カンガルーポケットを細身にしたり、ピナクルの出し入れ部分トップ
のゴム部分の形状を変更したりのトライ＆エラーで進めてきた。

これらの改良によって、ある程度は表題の課題の改善はあったが、それ
でも満足する状態ではなかった。

股間周りをタイトにすると、生地にテンションがかかり伸びきってしまうと
危惧しこの部分には手をつけなかった。

それでもやってみる価値がある考え、実行してみた。
まづは、既に使っているＤＡＢパンツ（ボクサー型）を改良して着用してみた。
十分な効果はあった。

しかし、ＤＡＢパンツではいろいろな生地で作成しているので、伸縮方向に
よる伸びにより効果の差があった。

現在、開発担当者として常時着用の１０枚は全て生地が異なり、且つデザ
ンも異なっているが改良できる部分を手直しして着用して1ヶ月ほど経過した。
その結果、駅の階段を2段づつ駆け上がっても、ラジオ体操しても、脚の
深い屈伸などをしてもピナクルが穴から抜けることがほとんどなくなった。

これでカッテング・デザインが固まったことになる。
これからはこのデザインで製造することに決めた。

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