◇ 科学するＤＡＢシリーズ つづき ◇ 106

60歳代、７０歳代の男性3名が当システム・アルファ工房へ来社
したので、ＤＡＢパンツの説明をした。

70代後半の人は、「前立腺疾病に・・・・・」との話があり、1回の放尿でどのくらいの量になるかとの質問もあった。
（即答はできなかったので、後日自分で測定した。
　状況としては、夕食ではアルコールは取らなかった。水分として
　は飲むヨーグルトを150ｃｃくらい飲んで、夜11：00に就寝し、翌朝
　6：00に起きて小用をした。量は、約200ｃｃであった。）

現状のＤＡＢパンツでのプチ漏れ対応は、～５ｃｃ位である。
プチもれではなく、小用をすることのできる方法は？
との意見もあった。
ＤＡＢパンツの開発仕様は、

　　普通パンツ　≦　ＤＡＢパンツ　＜　失禁パンツ

の位置づけにしてある。

だから、小用をパンツの中でしてしまうことができるパンツという
要望の人は、失禁パンツをご利用くださいとの考えである。

失禁パンツは市販されている。
・市販品は５~6層の素材を股間部分にあてる方法が　あるが、
　この素材に尿を吸収させる方法である。
・大人のオムツとしてワンタイムのものもある。

これらの方法で前者は洗濯することで再利用できるが素材に尿
を含ませるので、臭い、色、感触、蒸れ等の課題が多くある。

後者は、ワンタイムの消耗品あつかいなので、費用的に負担が
多い。
来社した60歳前半の方は、クシャミをしたときなどで漏らすことがあると言っていた。ＤＡＢパンツでは、その対策としてプチ漏れパットがあり、～３ｃｃ、～５ｃｃ用を実物で説明したら、6個ほど要求されたので在庫の中からプレゼントした。

余談であるが、このプチパットはＤＡＢパンツに付けたまま洗濯してもテッシュペーパーのように洗濯槽に散らばることもないので
家内からの苦情もない。

折角、来ていただいたので在庫品の中からサイズの合うものを
各人へ1枚～２枚をプレゼントした。

来社した方の詳細内容は記述しなかったが、今回の話の中から失禁パンツの領域の開発が必要ではないかとの思いがあった。

ここで課題が明確になった。
それは、普通にトイレで小用もできるし、そのまま車の中でも小用
ができるパンツがあったらとの考えがでてきた。
しかも、失禁パンツの問題点も解決したものを・・・・・

現在、試作品として開発中である。

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