◇ ＤＡＢパンツのＩＰＳＳスコア集計結果（その１） ４１

ＩＰＳＳｽｺｱの試着６ヶ月実行した結果の報告

ＩＰＳＳｽｺｱ（国際前立腺症状）票でモニターデータ収集することになった発端は・・・・
毎晩夜寝てから朝起きるまでに必ず３回トイレに行っていた友人の話である。
ＤＡＢパンツを着用してから２週間くらい経過したら、一晩に３回トイレに起きていたが１回になった
とのことがあって、因果関係があるのかを、サンプルを増やして実験してみた。

これは、本人としては最初は気が付かなかったが、いつのまにか1回になった。
さすが３回のときは毎日寝不足であったとのこと。
１回になったら、寝不足を感じなくなったとの報告を受けた。
・・・・・ということでした。

このようなことは、本人特有の因果関係で、他の人にも有効とは言えない
との周りの人の意見であった。

そこで、ＩＰＳＳ（国際前立腺症状）スコアで判断することになった。
このスコア票には質問は７つあり、その中の一つに下記のような質問になっている。
「この１ヶ月の間に、夜寝てから朝起きるまでにふつう何回尿をするために起きましたか」

この質問はまさにに友人の症状であった。
周りの人に説明してもＤＡＢパンツが原因ではないだろうと信用されなかった。
本人も、以前の生活と変わったことはまったくないとのこと。
現在も１回を継続中である。

そこで、ＤＡＢパンツによって、ＩＰＳＳスコアの点数が良い方向になったのかどうか
客観的なデータをもとに説明できるようにしようということでこの６ヶ月間、ＩＰＳＳスコア票
に試着者に記入しもらうことにしてきた。
実験者（試着者）は４０歳代～７０歳代の22名に及んでいるが、スコア票の点数が
０（全く正常）の人が4名おり、他は着用後の回答がなかったので有効回答は１３名となっている。

その内容は、13件のうち、変わらずが８件、改善が4件、改悪が1件であった。
改善は、全体の約３０％を占めている。　　これは有効と判定してもいいか？

詳細でみると変わらずの人は、０回→０回が4件、1回→１回が１件、2回→2回が３件となており
改善では、1回→０回が１件、2回→１回が1件、３回→１回が1件、3回→２回が１件
改悪では、1回→２回が１件であった。

回答者の中には、前の日にビールを飲んだときは夜トイレに起きることが多いとの回答もあった。
今夏は厚い夏にまたがっての実験であった。ビールを飲む機会が増える状況でのデータでとなった。


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